伊達朱里紗が強いのはなぜ?mリーグの戦績や実力を調査!

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今回は「伊達朱里紗が強いのはなぜ?mリーグの戦績や実力を調査」についてお送りまします!

現在2022-23年セミファイナルを迎えた麻雀プロリーグ戦「Mリーグ」ですが、レギュラーシーズンの個人戦トップは「伊達朱里紗」選手となりました。

数多の猛者達を抑えてトップをひた走る彼女はなんと、声優で麻雀プロ歴4年・Mリーグ歴は2年目の若手なんです!

しかも元々は声優でプロ雀士と兼業の若手女性が、2022-23年レギュラーシーズンでトップ成績を取るほどに強いのはなぜなのか?

実際の実力や戦績も調査していきたいと思います!

 

伊達朱里紗が強いのはなぜ?

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メンタルが強い

麻雀は人生を投影しているといっても過言ではなく、一打一打の積み重ねが全ての結果に繋がっていきます。

ただ点の奪い合いで、自分の面倒だけ見ていればよいというわけではありません。

卓を囲む3人を相手に、攻める場面と守る場面の見極めも重要になってきます。

その中で伊達朱里紗という雀士は、「自分の打牌に対する覚悟」がずば抜けているように思えます。目先の損得はもちろん、トータルバランスに対して、どんなに高い手を張っていようと躊躇無く降りることが出来ますし、場合によっては放銃する事も厭わない精神を持っています。

『放銃自体は悪ではないので、この牌(ハイ)を切って放銃する』というところまで考えなくてはいけなくなる。

このコメントに全てが集約されているかと思いますが、先程からお伝えしている通り「最終勝っていれば良い」わけで、途中経過に余分な感情を持ち込まないメンタルの強さが売りとなっているかと思います。

 

卓外でもメンタルが強い

どんな有名人にもアンチはつきものですが、麻雀のアドバイスがメッセージで送られてきた際には「ちゃんと信用出来る人にアドバイス貰ってるので、誰ともわからん者からそういうのは必要ない」とリプを返しています!

取捨選択がしっかりしている麻雀の打ち筋にも現れていますが、必要な局面・必要な牌のみはピックアップするが、不要なものはとことん不要という極端な考え方は卓外でも証明されていますね。

また結果論とはいえダメ出しにカチンと来ている様子にも取れて、勝ち気な性格とも取れますね!

もちろん勝負者として勝ち気はプラスでしか無いので、やはりこの性格が勝負にも生きている事が見えてきます。

 

論理的思考力が長けている

麻雀漫画や私自身もものすごく重視されている「ツキや流れ」なんですが、伊達朱里紗は独自の解釈があり、このように答えていました。

「麻雀は偶然の繰り返しなので、流れを気にしない。」

麻雀やギャンブル経験者であればよく分かるかと思いますが、この発言は一見当たり前のようで、極めて異質です。

本来流れを見極めて対応する事が、麻雀だけでなく先のWBC優勝にもあったように、野球やスポーツにも通ずると考えられて共感できる方も多いかと思いますが、こちらを気にしないという感情は「FXや株」に近いという考えかと思われました。

もちろん投資においては感情が邪魔とよく言われますが、人間と対面して戦う、ある種スポーツである麻雀でこの徹底したデジタル発言は、伊達朱里紗の結果を見れば正しいというかマッチしていると証明してくれています。

 

的確な選択ができる

先程お伝えした部分に通ずるのですが、どんなに高い手をテンパっていても、状況にそぐわなければ勝負に参加しないという選択肢も持ち合わせています。

こちらは麻雀で役満四暗刻をテンパイしていたにも関わらず、勝負せずオリた時のコメントになります。
結局あの判断は、麻雀の目的からブレなければ、できると思うんですね。
半荘を終わった時に点棒を1番持っているのが目的であって、高い手をあがるのが目的ではないので。
あの時点で私はトップで勝負しない選択肢があったから、それをしただけです。

Mリーグという表舞台で、大きな見せ場であろうとも、勝負最優先で、なおかつ打牌に根拠があり、感情が無いというのは相手にとってロボットを相手にしているようで、恐怖を覚えそうなイメージですね。

そして意外なところで和了率は高くないんですが、トップを取れているというのは、いかに効率が良い和了が出来ている事を証明しています。

やはり勝負に徹する事が出来ているというのが、真理であり最大の長所であるかと思われます。

 

向上心のかたまり

どんなプロ雀士も同様かと思いますが、特に伊達朱里紗は現状に甘んじる事の無い勉強家である事も有名です。

所属している「KONAMI麻雀格闘倶楽部」のチームメイトには現在麻雀界を代表する「佐々木寿人・多井隆晴」選手が所属しています!

元々、多井隆晴は伊達朱里紗の事を「ダイヤの原石」と称していましたが、やはりまだまだ若手という事で、自身のYoutubeチャンネル「たかちゃんねる」でも伊達朱里紗の牌譜を検証してくれています。

そして伊達朱里紗自身も、Mリーグの対局が終了するや否や控室に戻り、佐々木寿人・多井隆晴に細かなアドバイスを求めるシーンが挙がっています。

「飽くなき研究心」+先程言っていた「ちゃんと信用出来る人にアドバイス貰ってる」とは正にこの事で、同じ環境で麻雀を打ち、リアルタイムで心情までわかる最高の先輩に囲まれている環境と、対局直後の熱が冷めない内にアドバイスを求める姿勢も、強さに直結していると伝わってきます。

どのジャンルでも一流のアスリート共通ですが、伊達朱里紗には強くなる「思考・メンタル・環境」が全て揃っていますね。

明らかに強くなるのは目に見えていますが、さらに次のシーズンも伊達朱里紗が楽しみですね!

 

伊達朱里紗のmリーグの戦績や実力を調査!

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Mリーグ加入前

現在31歳の伊達朱里紗は高校生の時に「咲-Saki-」という麻雀アニメを見て麻雀を始めました。

そして友人とではなく、知り合いの雀荘で連日フリー麻雀を打っていたそうです。

そして2019年・18歳の若さで「日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士」となり、若手にも関わらず2021年には数多くの優秀な成績を収めていきます。

2021年

30歳未満の若手女性プロのみ対象の第1期の桜蕾戦という大会で優勝

第9期JPMLWRCベスト(麻雀連盟のG2タイトル)でベスト8

雀士のオーディションEX風林火山で、約170人中総合8位(女性では1位)

こちらあまり価値がわからない方にはわかりませんが、とんでもない実績となっています。

その実績が反響を呼び、2021年8月Mリーグのドラフト会議で「KONAMI麻雀格闘倶楽部」から1巡目(全体3位)の指名を受け、まだプロ3年目ながらもMリーガーとなりました。

 

Mリーグ加入後は?

「朱きヴァルキュリア」「鬼姫」という異名を持ち、ルーキーイヤーから驚異の新人として快進撃を続けました。

2021年11月18日にはMリーグ史上最高得点となる105500点のトップを獲得し、Mリーグ年間最高スコアのタイトルを獲得。

2021-2022Mリーグレギュラーシーズンで21半荘を打ち、Mリーガー全32人中4位の成績を残した。

とんでもない猛者が集まるMリーグに加入して、さらに初年度から最高スコアを獲得したり上位に残る成績を残した伊達朱里紗ですが、野球でいえば大谷翔平くらいのインパクトを残したと言っても過言ではありません。

この凄さがさらに多くの人に伝わればと思いますが、Mリーグ外でもさらなる活躍を見せています。

2021年11月 桜蕾戦優勝から所属する事になった女流桜花Aリーグ、初年度を5位で終える

2022年1月、鳳凰戦D2リーグ3位でD1に昇格

2022年6月24日 『芸能界麻雀最強位決定戦 THEわれめDEポン』に雀士として出演。

2022年8月7日 鳳凰戦D1リーグ2位でC3に昇格。

2022年9月25日 「麻雀格闘倶楽部 Extream」の投票選抜戦2022で女性プロ1位を獲得。

2022年12月1日発売の竹書房出版の「近代麻雀」より、伊達朱里紗の半生が描かれた漫画『朱色のステラ 〜伊達朱里紗〜』の短期連載が始まりました。

とんでもない活躍はさる事ながら、ゲーム投票では女性1位であったり、自身の漫画も描かれるなどもはや女流雀士の代表となりつつある伊達朱里紗ですが、今シーズン自身の開幕戦から「役満・四暗刻」をあがったり、現在の個人成績1位というのは、実力は去る事ながら、私のような庶民からしたら「伊達朱里紗はもっている」の一言につきますね!

現在所属の「KONAMI麻雀格闘倶楽部」もチームで1位ですので、このまま完全優勝を目指して頑張ってほしいと思います!

 

まとめ

今回は「伊達朱里紗が強いのはなぜ?mリーグの戦績や実力を調査」についてお送りしました!

フリー雀荘で鍛えられた単純な雀力も去る事ながら「メンタルが強い・論理的思考力が長けている・的確な選択ができる」といった、考え方や精神的な内面的要素も大きく関わっている事が判明しました。

ツキや流れにとらわれない考え方が、逆に流れを呼び込み開幕戦から役満を和了ったりと、とんでもない強さを誇っています。

現在女流プロどころかMリーグでのトップも見えてきましたので、引き続き「朱きヴァルキュリア」「鬼姫」の伊達朱里紗を応援していきたいと思います!

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