ランドセルの寄付は児童養護施設にできる?やり方や迷惑なのか調査!

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今回は「ランドセルの寄付は児童養護施設にできる?やり方や迷惑なのか調査」についてお送りします!

皆さんはほとんどの子達が小学校6年間お世話になるであろう「ランドセル」ですが、使い終えたランドセルはどうしているでしょうか?

「知人にあげる?でも汚れてるから捨てちゃう?」

日本では当たり前のランドセルですが、貧困国ではビニル袋に教科書を入れていたり、手に持って登校する子供の姿が多く見られます。

6年間の蓄積の汚れはあるものの「機能が損なわれるくらい破損してないから、もったいないけど使い道が無いのどうしよう?」というランドセルですが、実は寄付できるというのはご存知でしょうか?

数多くの団体が主に海外支援という形で、ランドセルを寄贈できる話は聞いていましたが、国内の児童養護施設などには寄付できるのか?

実際に寄付出来るならやり方はあるのか?迷惑じゃないのか気になりましたので調査します!

 

ランドセルの寄付は児童養護施設にできる?

ご案内します!

 

使わなくなったランドセルの処理方法

  1. ごみとして処分する
  2. 革小物にリメイクする
  3. フリマアプリやリサイクルショップで売る
  4. 寄付して使ってもらう

1.「ごみとして処分する」

一般的に「可燃ごみ」と言われる燃えるゴミの日に出す形になりますが、地域や自治体によっては「不燃ごみ・粗大ごみ」として扱われる事もありますので、お気をつけ下さい。

2.「革小物にリメイクする」

よっぽどの衝撃がなければ、子供と共に6年間寄り添い続けられるほどのランドセルですが、とても丈夫であり思い入れや馴染みもありますよね。

そんなランドセルですが、インターネットで調べていただくと「手作り工房」でリメイクしていただける事があります。

福岡県の「大革堂」さんはランドセルリメイクを目玉でやられていて、単品のキーホルダーなどは1,500円程度から始められていますので、是非お調べしてみて下さい。

3.「フリマアプリやリサイクルショップで売る」

メルカリなどのフリマアプリを調べてみると、他の中古品と同様に品質で大きく変わってきますが、数千円で販売されていましたので、大きい物の発送費などもありますので、1つの手段として選択してみて下さい!

4.「寄付して使ってもらう」

こちらが1番有効活用かと思ってしまいますが、もちろん受け入れ先はたくさんありました。

発送費くらいで国際貢献できる形もありますが、ボランティア団体に託して、どこかの海外に送られてしまうなら、児童養護施設に送りたい!と考える方もいらっしゃるかと思いましたので、次からご案内します!

 

実際に児童養護施設に送れるのか?

単純な可否に関しては、児童養護施設にランドセルを送る事は施設によっては可能かと思います。

なぜこのような発想が増えたかというと、数年前にブームとなった「タイガーマスク現象」となる、匿名で児童養護施設にランドセルを贈る現象があります。

一見良さそうなブームでしたが、この風潮は徐々に減少していきました。

というのもランドセルを欲しがっている子供がいない施設にまで、大量にランドセルが送られてしまうという事が起こり、「ありがた迷惑」という現象が起こってしまったそうです。

もちろん小学校入学を控えて、素晴らしいタイミングと喜んだ子供達もいたかと思いますが、現在の児童養護施設の大枠の現況としては、物資というより勉強のサポートやマンパワーを欲しているという事だそうです。

やはり物は需要のあるタイミングがありますので、どの施設も「寄付金」が1番ありがたいようですね。

日常の需要と供給に繋がりますが、いかに良い物であっても相手にとって不要であれば押し付けになってしまいますので、プレゼントされたい方は相手の求める物をプレゼントする事をオススメします。

 

ランドセルの寄付のやり方や迷惑なのか調査!

ご案内します!

 

児童養護施設にランドセルを寄付するには?

全国にある児童養護施設の多くは、各自治体から委託された形となって民間が運営しています。

単純に衣食住や基本的な学習に関する費用や物資に関しては、国や自治体が一定分支給してくれているんですね。

その考え方であれば、本来はランドセルを寄贈する需要はありませんが、イレギュラーで必要になってしまった場合や中古のランドセルしか無い場合は喜ばれるかと思いますので、やはりタイミングかと思いますので、どうしても「児童養護施設にランドセルを送りたい」のであれば、いきなりの送りつけでなく一般論で、対象の養護施設が決まりましたら「一度確認」をして、両者合意の上からお送り下さい。

 

児童養護施設はどんな物なら喜ぶのか?

先程のまとめ通り、児童養護施設にランドセルは概ね求められていないという事はお分かりいただいたと思います。

もちろん寄付金が1番なのですが、寄付する側としたら「お金をきちんと子供達に使ってくれるのかな?事務員さんがポケットに入れちゃわないかな?」といった不安も生じちゃいますよね。

であれば「物」がいいなと考えた時に、どんな物が必要とされているかご案内します。

  • 日用品(洗剤・石鹸、ボックスティッシュ、トイレットペーパー、歯ブラシなど)
  • 食品(ただし、製造者と製造日時または消費期限がわかるもの)
  • 自転車
  • 寝具
  • 家電製品(ドライヤー、掃除機、炊飯器など。子どもの数が多い分、使用回数も多く、壊れやすい)
  • おもちゃ(子どもの年齢に合ったもの)
  • 書籍(子どもの年齢に合ったもの。マンガ、参考書を含む)
  • 衣類(サイズや性別が子どもに合っていることが条件)

 

まとめ

今回は「ランドセルの寄付は児童養護施設にできる?やり方や迷惑なのか調査」についてお送りしました!

本当に寄付できるか調査しましたが、結論として「児童養護施設にランドセルの寄付はできます!」

ただ基本的に児童養護施設というのは国や自治体から学用品の資金を支給されていますので、タイガーマスク運動しかり、親切の押し売りになり迷惑となってしまう可能性があります。

一見良さそうな行為でしたが、タイミングが合わない可能性もありますので、不要となったランドセルは、フリマアプリで売ったり、非営利団体に寄贈して海外の子供たちに送ってあげるのが、1番良いかもしれませんね。

今回のランドセル以外も、せっかく良かれの行為になりますので、皆さんも親切の押し売りにお気をつけ下さい。

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