今回は佐藤厚志の高校や経歴は?勤務先やどんな人か調査します!
2023年1月19日㈭に第168回となる「芥川賞」ですが、今回は「この世の喜びよ」を執筆された井戸川射子さんと、「荒地の家族」を執筆された佐藤厚志(さとうあつし)さんが受賞されました。
そんな中、佐藤厚志さんは宮城県仙台市で書店員として勤務しながら、執筆活動を続けられていて、今回の「芥川賞」受賞となりました。
驚く事に明日はお休みですが、明後日からまた書店員として勤務されるそうです。
そんな佐藤厚志さんの異色の経歴が気になりましたので、今回は佐藤厚志の高校や経歴は?勤務先やどんな人か調査します!
佐藤厚志の高校や経歴は?
現在店頭分売り切れとなっておりますが、
重版入荷分からのお渡しのご予約は承っております!📖詳しくはお店にお電話、
または店頭スタッフにお問い合わせください! https://t.co/nA2L5Dyry6 pic.twitter.com/4DNHcNCi3A— 未来屋書店 石巻店 (@ms_ishino) January 19, 2023
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学歴は?
明日の独検の試験会場でもある、東北大学文学部です。 https://t.co/Xubg5pI6Lk
— hana (@hana_ippai_ni_) December 3, 2022
1982年2月9日生まれで現在40歳の佐藤厚志さんですが、大学に関しては「東北大学 文学部 英文学科」を卒業されていると公表されていましたが、高校に関してはまだ情報が出ておらず、見つける事が出来ませんでした。
経歴
幼少期から本が大好きで、小説を書き始めたきっかけは、大学時代に読んだ大江健三郎さんの「新しい文学のために」でした。
大学を卒業した後は、色々なお仕事を経験されましたが、やはり作家への道を諦めきれず、2010年に仙台市の書店で働きながら執筆活動を続け、2017年に「蛇沼」で第49回新潮新人賞を受賞して、晴れて作家デビューとなりました。
文学部とはいえ英文学科を卒業されていますので、元々は英語関係のお仕事を目指されていたのかもしれませんね。
こちらの動画では作家を目指す経緯などを話されています。
ご自身でTwitterもやられていました。
また数々の受賞作品をご紹介します。
2017年 第49回新潮新人賞受賞「蛇沼」
2020年 第3回仙台短編文学賞大賞受賞「境界の円居」
2021年 第34回三島由紀夫賞候補「象の皮膚」
2023年1月 第168回芥川賞受賞「荒地の家族」
佐藤厚志の勤務先やどんな人か調査します!
#東京新聞
第168回芥川賞・直木賞の選考会
⬇
芥川賞は井戸川射子いこさん(35)の「この世の喜びよ」(「群像」昨年7月号)と、佐藤厚志さんの「荒地あれちの家族」
直木賞は小川哲さとしさん「地図と拳こぶし」と、千早茜さんの「しろがねの葉」 https://t.co/9ayNjag9Vi#芥川賞 #直木賞— 来夢来人▪薩摩@鹿児島【lovepeace】 (@peace77mk) January 19, 2023
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勤務先
第168回芥川賞に仙台市在住の佐藤厚志さんの「荒地の家族」が選ばれました。おめでとうございます❗佐藤さんは仙台駅近くの丸善ジュンク堂書店の現役店員。店内では早速、店員さんがお祝いのポスター貼りに追われていました。次の入荷は重版待ちとのことですが、新年早々うれしいニュースですね。 pic.twitter.com/HnGuAVYniR
— 河北ウイークリーせんだい (@kahoku_weekly) January 19, 2023
こちらにあります通り、佐藤厚志さんは仙台駅近くの「丸善ジュンク堂書店」の現役店員だそうです。
今回の受賞作品「荒地の家族」も、ご自身で入荷したダンボールを開封して、もちろんサインはご自身で書かれて、不思議な気分で棚に陳列したそうです。
ただいくら自身の作品と言えど「他の本と変わらず扱っています。」と話されていました。
現役の書店員として毎日働かれながら、勤務終了後に喫茶店に立ち寄って、執筆活動されるそうです。
本来書斎にこもって執筆するイメージがありますが、働きながらだと執筆の時間も減ってしまいますが、あえて兼業して社会と繋がる事によって、いろいろなアイデアが湧きプラスになるとお話されています。
どんな人
佐藤厚志さん『荒地の家族』
芥川賞受賞おめでとうこざいます㊗️🎉
pic.twitter.com/krGMNfB4nF— 丸善の三階 【 2022年12月OPEN 】@丸善丸の内本店 (@maruzen3F) January 19, 2023
端正な顔立ちと、真面目な人柄が伝わる会見ですが、今後も作家先生に転身すること無く、地道に書店員を継続して、今と変わらぬ生活を続けると話されていて、「運が良かった」と話される謙虚さも素晴らしいと思います。
また、宮城県仙台市出身の佐藤厚志が、自ら被災した「東日本大震災」を題材として執筆された「荒地の家族」が、今回芥川賞を受賞しましたが、「東日本大震災が忘れられないために」という想いが込められているそうです。
次からは作品に対しても考察します。
荒れ地の家族
「荒地の家族」(新潮社)
本日、仙台でも入荷しました!
店員が署名するのも奇怪です。 pic.twitter.com/eBh13udMQj— 佐藤厚志 (@satoatsushi2017) January 18, 2023
坂井祐治という40歳の植木職人の物語になります。
東日本大震災の2年後に妻を病気で失ってしまい、仕事道具も震災で奪われ苦しい日々を過ごしていて、地元の友人も、同じような境遇でくすぶってしまっています。
被災した人間が決して戻らない元の生活への乾きと痛みが描かれています。
元々植物と触れ合う人間を主人公にする事によって、震災の傷へとの関わりを描きたかったと話されていて、暗い話だけでなくコメディ要素もあり、最後は踏みとどまって光や希望を見出す心理描写がリアルに描かれています。
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まとめ
今回は佐藤厚志の高校や経歴は?勤務先やどんな人か調査しました!
宮城県仙台市出身で、高校は不明でしたが、大学も「東北大学 文学部 英文学科」を卒業されていて、仙台駅近くの「丸善ジュンク堂書店」の現役店員をされていました!
受賞会見から非常に真面目で誠実な人柄が伝わってきましたが、芥川賞受賞作の「荒地の家族」も東日本大震災で奪われた想いが描かれていて、実体験からくる地元への想いの強さも感じられました。
今回は佐藤厚志の高校や経歴は?勤務先やどんな人か調査しましたが、これからも書店員を続けながら作家活動をされる佐藤厚志さんを応援していきたいと思います。
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